配達アプリ3つの加盟店情報を収集して照合します
アプリでしか見られなかった加盟店リストを、地域を指定するだけで12項目に整理し、事業者登録番号で他のアプリへの出店有無まで照合します。
配達アプリ3つの加盟店の状況把握
以前
アプリを開いて店を1軒ずつ開いて見てExcelに書き写していた
以後
地域を指定して実行・12項目がExcelに整理され、他の配達アプリへの出店有無まで照合
背景
配達アプリにどの店が出店しているか、注文とレビューがどれだけ付いているかは、 その地域の商圏を読む資料になります。ところがその情報はアプリごとに別々にあり、 同じ資料を見る道も1つではありません。
現場で見たこと
アプリを開いて店を1軒ずつ開いて見て、Excelに書き写していました。
地域を合わせ、カテゴリーを選び、店をタップして詳細を開き、必要な項目を 書き写します。そして同じ店が他の配達アプリにもあるか、事業者登録番号で 1件ずつ再照会します。
地域は1つではなく、カテゴリーも1つではありません。 1つの地域を終えると、次の地域が最初からやり直しになります。
定義した問題
作業ごとに使える方法が違うことが問題でした。
加盟店リストはアプリを開かないと見えません。一方、どの店が他のアプリにも 出店しているかは、店主サイトで事業者登録番号を照会すれば確認できます。 1つの方式にこだわると、片方はできないか、できる方まで遠回りすることになります。
作ったもの
- リストはアプリの画面構造を読み取ります — 画面を写真に撮って文字を読み取る方式では ありません。アプリが描く構造のなかで項目の位置を見つけて操作します
- 確認は店主サイトで — 出店有無はウェブで照会できるため、ブラウザを自動で 操作して確認します。使える方法があればその方法でいきます
- 地域とカテゴリー単位で — 地域を指定するとカテゴリー別に分けて収集し、 地域ごとにフォルダが1つずつ積み上がります
- 12項目 — 地域名、カテゴリー、商号、事業者登録証上の商号、住所、事業者番号、 代表者、注文数、レビュー数、店主コメント数、電話番号、営業時間を1行に整理します
- 事業者登録番号で照合 — 1つのアプリで集めた番号を他のアプリに入れて出店有無を 確認します。Excelを1枚入れると登録有無が付いたExcelが出ます
- インストール不要で実行 — 検収ツールは実行ファイルにして納品しました。ファイルを 選んで開始を押すと進捗率が表示され、途中で止められます。 Pythonを知らない人が受け取ってすぐ使います
結果
地域を決めて実行するとカテゴリー別の加盟店が12項目で積み上がり、 事業者登録番号を入れると他の配達アプリへの出店有無が表で出ます。
同じ方式で作った他の事例はアプリクローリングにまとめています。
出典
納品コード3種と収集成果物(地域20か所)、配布用実行ファイルと利用説明書